ドイツ出張記 Vol.4

お待たせ致しました遂にミニ編までやってきました。ドイツ国内は僕が想像していた以上に他のヨーロッパ各国に比べるとユーザー数が多くは無いそうで、結構驚きの事実でしたがお国柄というものなのでしょうか。しかしエッセンモーターショーの会場には沢山のMINIを見る事が出来ましたし、関係者の方々とお話しすることでMINIを専門でチューニング・カスタムする弊社としては十分過ぎる刺激を得られることが出来ました。嬉しい事にミニを出展されている数社の方から、弊社デュエルAGの存在を知っている方や弊社カタログをご覧頂きスタイリングや製品特徴を絶賛して頂けたりと今後の励みになりました。

コチラは皆様もご存知のミニチャレンジカー。実際にワンメイクレースに出場している車両だそうです。

コチラは企画モノで製作されたACシュニッツァーのボディキットで製作されたドイツのパトカースタイルのR56。パトカーという視点から見ても、文化の違いを感じさせるぐらいお洒落なカラーですよね。

コチラはBMWミニを使用してサーキットドライブレッスンを開かれている企業のブース。

室内に作られた特設会場のコースで滑らせながら走らせていたR56ミニ。

コチラの車両は、レーシングカーを専門に造っている企業がチームからのオーダーで造ったR56だそうです。僕の知っている限り、世界で一番速いR56なのではないのでしょうか。エンジンにまで手を加えてあり馬力は300psに高められて、ホッケンハイムで1.07,1min・ニュルブルクリンクで8.58minというタイムをマークしているそうです。ちなみにBMWでCUP CARとして発売しているMINIチャレンジのホッケンハイムでのタイムが1.13,9だそうですから、いかにブッチ切りで速いかが判ります。

コチラの車両は、馬力が235psまで高められてホッケンハイムサーキットを1.14,6minで走るそうです。僕の記憶が正しければ、世界で初めてシーケンシャルが装着されたR56だったかと思います。冷却対策でボンネットの開口した部分にファンが装着されていました。結構ファンを使った強制的な冷却がドイツでは主流なようで他にも沢山の車に同様のファンが装着されてました。

アクラポビッチのブースに展示されていたR56JCW。

コチラはRECAROブースに展示されていたR56。ヘッドライトのインナー部が焼けないようにオリジナルでデザインされたプレートが装着されてました。

コチラはホイールショップさんが展示された艶消しにオールペンされたR55クラブマンです。

ユーザーさんブースに展示されていたR53。個人的に一番好みなテイストでカスタムされていました。

Hellaブースに展示されていたR53はアメリカンなスタイリングで内外装共に手を加えられた一台でした。

今回既に何台か展示されているのではないかと期待したR60カントリーマンでしたが、展示されていたのはメーカーの新車コーナーに展示してあったコチラの一台だけでした。JCWのボディキットなのかディラーオプションで発売されるボディキットがなのかは判りませんが、先日ご紹介したスタイルにオプションが装備されている事は確かなようです。

このボディキットを装着した状態が非常にカッコ良い印象を受け、日本でも結構販売数が伸びることを確信しました。ノーマルの状態と比べてコレだけ印象を変る事が出来るのであれば、カスタムベースの車両としても非常に魅力的で各社色々なパーツが沢山登場してきそうですね。一日でも早くR60用デュエルAGクローネエディションボディキットを皆様にお披露目出来るよう、納車次第急ピッチで作業を進めていきたいと思います。

有名なSPORT AUTOさんがドイツで活躍するミニだけを集めて製作された冊子を入手しました。ネットなどで拝見するMINIのスペックなどの詳細が載っていて非常に興味深いです。詳細は、また機会をみて栽培ブログでご紹介したいと思います。弊社リモデルに置いてありますので、いつでもお気軽にご覧頂く事ができます。

まだまだ続くドイツ出張記はVol.6まで。

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